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下松・温浴レジャー施設での大衆演劇が公演終了 コロナ禍で23年の歴史に幕

劇場の様子 演劇を見守る観客ら 

劇場の様子 演劇を見守る観客ら 

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 温浴レジャー施設「くだまつ健康パーク」(下松市平田)の新館3階で行われている大衆演劇が11月28日の公演を最後に終了する。

最終公演を担う劇団「鯱」の演舞ショーの様子

 1996(平成8)年12月にスタートした同劇場。以来23年間にわたり、月替わりで劇団を招き公演を続けてきた。ピーク時の年間来場者数は約5万人、近年は減少傾向にあったが約3万6,000人が来場し演劇を楽しんでいた。

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 今回の閉演の決定は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく、4月上旬から5月にかけ休演、6月以降は、最大350人の定員に対し、半数以上減らした形で公演を続けてきた。同館スタッフは「年々厳しくなっていたが、コロナで追い打ちがかかった。ファンの皆さんには大変申し訳ない気持ち」と話す。

 最終日を週末に控えた24日、この日の公演には常連客ら約40人が来場。最終公演を担う劇団「鯱(しゃち)」の演劇や演舞ショーを拍手しながら見守った。

 5年前から通っているという田布施町の女性は「ここは役者との距離も近く、毎月楽しみにしていたので残念。とても寂しくなる」とがっかりとした様子で話した。

 浴場・サウナ、食事所、整体・マッサージ、映画館、岩盤浴コーナーなどは今後も営業継続する。営業時間は10時~22時。料金は、コロナ禍で特別価格が設定されており、フリータイム=990円、時間制は1時間=660円。