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周南地域地場産業振興センターが「ものづくりブランド」9事業者を認定

周南ものづくりブランド認定事業者ら

周南ものづくりブランド認定事業者ら

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 周南地域地場産業振興センター(周南市鼓海2、TEL 0834-25-3210)は3月20日、「周南ものづくりブランド」の認定書交付式を行った。

カン喜の「湯葉と豆乳のグルテンフリー・シーフードグラタン」のブース

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 周南地域(周南市、下松市、光市、田布施町)内の中小企業が開発した優れた製品や技術を「周南ものづくりブランド」として認定し、地域内外に情報発信し、ものづくり地域としての知名度向上と中小企業全体のイメージアップにつなげることを目的とした同取り組み。

 12回目となる認定で、通算77事業者・グループ、99製品・技術となる。同ブランドに認定されると、紹介冊子への掲載や展示会出展など販促支援が行われる。

 今回認定されたのは、冷凍加工食品会社「カン喜」(周南市戸田、TEL 0834-83-2705)が製造した小麦粉、乳製品不使用の「湯葉と豆乳のグルテンフリー・シーフードグラタン」や、製造業者の高齢化により販売中止となった和菓子を以前のレシピを参考に復活させた「菓舗松の実」(下松市東豊井)の「大城磯もなか」、各種調味料製造会社「シマヤ」(周南市都町、TEL 0834-32-7771)が県内食品製造事業者と共同でブランド化を進める麦みそを使った「長州漬」など9事業者・グループの9製品・技術。

 「カン喜」製造開発部長の佐伯和正さんは「グルテンフリーは健康志向製品として注目を浴びている。国内市場にとどまらず台湾や東南アジアを中心とした海外にも展開を目指しており、メイドイン周南を世界中にアピールしていきたい」と意欲を見せる。

 認定事業者・グループと製品は次の通り。「周南観光コンベンション協会」(周南市)=「お酒のふぃなんしぇ」、「さくや」(周南市)=「Vavaria 美容液」、「田布施地域交流館」(田布施町)=「いちじく外郎、いちご外郎、いちじく羊羹(ようかん)」、「ツリートップ」(周南市)と「山口芸術短期大学」(山口市)=「ジュニア・フローティングベスト」、「梅まつり運営協議会」(光市)=「合格祈願 梅カード」、「有限会社増田工作所」=「増田駒」。

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