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下松「降星伝説」を光のグラウンドアートで表現 星降るまちをアピール

風船とペットボトルランタンの光でつくる幻想的なグラウンドアート

風船とペットボトルランタンの光でつくる幻想的なグラウンドアート

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 下松・恋路の下松スポーツ公園(下松市河内)で9月11日、周南青年会議所(以下、周南JC)主催のイベント「星ふるまち くだまつ ~ほしがつなげるもの~」が行われた。

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 下松の地名の由来ともいわれる降星伝説を広く市民に伝えていこうと周南JCの下松開発委員会が企画した同イベント。降星伝説とは、「推古天皇のころ(西暦595年)、現在の金輪神社の場所にあった「鼎(かなえ)の松」の上に大きな星が降りて七日七夜の間、目もくらむばかりに光り輝いた。北辰の精が松の木に降(くだ)った」という。この伝説が元となり地名を「降松(くだまつ)」と改め、その後に今の「下松」と書くようになったともいわれている。

 会場では、ペットボトルを加工してオリジナルランタンを作り、「鼎(かなえ)の松」の形に並べグラウンドアートを作成。さらに、来場者が持参したペットボトル5本とさ、まざまな色に光るLEDライトの入った風船と交換。夜空に1000個の風船を浮かべ、星に見立て「降星伝説」をよみがえらせた。

 國井益雄下松市長を招いて行われた式典で、周南JC岩崎真之介理事長は「『星ふるまち くだまつ』の伝説と下松市のことをもっと多くの方に知ってもらい、県内外から多くの人が訪れる街にしていきたい」と意気込みを見せた。

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