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周南・徳山動物園で北海道から来たマレーグマ・ウメキチ公開 マーヤとペアに

獣舎内を動き回るウメキチ

獣舎内を動き回るウメキチ

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 徳山動物園で11月8日、札幌市円山動物園(北海道)から来園したマレーグマ「ウメキチ」(雄、14歳)の一般公開が始まった。

マレーグマ舎にある空中渡り廊下を歩く様子

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 2020年3月にマレーグマ「ツヨシ」が死んで以降、2021年11月に完成したマレーグマ舎で、「マーヤ」(雌、18歳)のみの飼育となっていた同園。ウメキチの来園により、マーヤとのペアリングによる繁殖に期待がかかる。

 飼育員によると、ウメキチは身長120センチ、体重75キロで、物おじしない性格という。10月25日の来園から餌をよく食べ、落ち着いて過ごしているという。

 初公開となったこの日も、来園者に見守られながら餌を食べたり、擬木を登ったり、元気な様子を見せた。3人の子どもと訪れた光市の主婦は「マーヤもずっと一人独りだったから喜ぶと思う。相性もあるけど、子どもが増えてにぎやかになったらうれしい」と話す。

 マレーグマを担当する平岡大宙さんは「日ごろ日頃の遊ぶ姿や何気ない仕草や表情が面白くユニークに見える。普段の様子をじっくり観察してほしい。今後、檻おり越しにマーヤと合わせていくが、平和に仲良くしてほしい」と話す。

 しばらくの間、ウメキチとマーヤの様子を見ながら交互に展示していく。ウメキチは、10日から13日までは、13時30分~16時に公開する。

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