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くだまつ健康パークの岩盤浴「THE SLOW」 ゆったりとしたリトリート空間目指す

ストリングカーテンで区切り、2人で横たわるスペースを用意

ストリングカーテンで区切り、2人で横たわるスペースを用意

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 温浴レジャー施設「くだまつ健康パーク」(下松市平田)が11月24日、岩盤浴エリアをリニューアルオープンした。

くだまつ健康パークとコラボしたヨッピーさん考案のサウナ専用タオル「天才タオル」を紹介する様子

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 天然温泉「鶴ヶ浜温泉」をはじめとした5種類のお風呂やサウナ、中国地方最大規模の岩盤浴エリアなどを持つ同施設。リニューアルした岩盤浴エリア「THE SLOW(ザ・スロウ)」は、「50℃ RETREAT(フィフティ・リトリート)」をコンセプトに、日常生活から離れてゆったりとリフレッシュするリトリート空間の提供を目指す。

 岩盤浴エリアは、約30度に設定しゆっくり体を温める「ヒーリング岩盤浴」、約50度程度に設定した「アロマ岩盤浴」、18度~20度に保ちクールダウンできる「ソルトピット」で構成。ヒーリング岩盤浴には、今回新たに糸状のストリングカーテンで区切り、2人で横たわるスペースを4カ所用意した。

 新設した「デトックスバー」では、岩盤浴エリア限定のドリンク「ピンクグレープフルーツ&ベリーのビネガーソーダー」「自家製ジンジャーレモネード」(以上、380円)などを提供する。

 リニューアルオープンに先立ち23日、常連客など約30人を招待した内覧会とトークイベント「地元で始める温活ライフ」を開催。自らを「銭湯神」と名乗るほど銭湯・サウナ好きなライター、ヨッピーさんと、関西地域で活動するサウナガールももちゃんが登壇し、温活のきっかけやお勧めの入浴方法などを紹介した。

 ヨッピーさんは岩盤浴とサウナ、それぞれの魅力について「優しいママと暴力おやじ」と表現し、「じわじわと温かく包むようなやさしさの岩盤浴と、厳しさに耐えて解放された時の心地さを楽しむサウナ。それぞれの良さを気分によって使い分ける」と話す。ももちゃんは、サウナの楽しみ方について、「熱の登山。まず、ゆっくりお風呂につかり、徐々に体を温めてからサウナに入るのがお勧め。サウナに入る前の水分補給、入った後のうるおいケアを大切にしながら楽しんでいる」と話す。

 トークイベント後の岩盤浴体験会で、周南市から訪れたサウナ好きの女性は「これまで岩盤浴を利用したことがなかったが、区切られた空間でゆっくり落ち着ける。これからは、トークイベントでもお勧めされていた岩盤浴で体を温めてからのサウナも利用してみたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時30分~22時(受付は21時まで)。木曜定休。入館料はフリータイム制で、大人=平日1,080円、休日1,140円、小学生=460円、幼児(3歳以上)=230円。岩盤浴はプラス580円。

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