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周南・商店街で社会実験「ミライバしゅうなん」 道路空間の有効活用目指す

来場を呼びかける参加者(写真提供=周南市中心市街地活性化推進課)

来場を呼びかける参加者(写真提供=周南市中心市街地活性化推進課)

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 道路空間の有効活用を目指す社会実験「ミライバしゅうなん やすらぎの広場を使ってみよう!」が12月2日、徳山商店街一番街(周南市銀座2丁目)で始まった。

社会実験企画「ミライバしゅうなん やすらぎの広場を使ってみよう!」を行う一番街の様子

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 同商店街の通路を「やすらぎの広場」として有効活用しようと周南市中心市街地活性化推進課が進める同実験。昨年、周南市中心市街地の20年後を描いた未来ビジョン「ミライバしゅうなん」を基に、市民団体「周南市中心市街地活性化協議会」が社会実験を行った。御幸通や一番街の一部に芝生広場を設置し、調査した。今年は第2弾として市が引き継いで行う。

 11月に、一番街が目指す理想の姿について話し合う市民参加型のワークショップを開催。意見を基に社会実験で使うイスやテーブルなどのストリートファーニチャーや、クリスマスツリーに飾るオーナメントを手作りし、通路に設置。カーボンニュートラルの啓発を進める周南公立大学の「SDGsアンバサダー」と連携し、ブルーベリーの苗木などの植栽を用意するほか人工芝を配置し滞在性の向上を目指す。12月2日から5日まで、通路にビデオカメラを設置し、移動動線や滞在場所を把握する。

 中心市街地活性化推進課の小濱奈由多さんは「周南市銀座・みなみ銀座地区の再開発が進み、一番街はそのほかの商店街と再開発エリアをつなぐ大事な役割を担っている。今回の社会実験をきっかけに街中にどんな道があったらより快適になるかなど考えるきっかけになれば。社会実験での声やアンケート結果を基に、市民の皆さまと一緒に考えていきたい」と話す。

 設置時間は10時~17時。12月17日まで。

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