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周南の南陽工業が甲子園へ向け出発 46年ぶりの勝利に向け全力プレー誓う

出発式の様子

出発式の様子

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 夏の全国高校野球大会に出場する南陽工業高校(周南市温田1)の出発式が8月1日、JR徳山駅で行われた。

改札を通る南陽工業野球部生徒と横断幕を掲げ応援する市長ら

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 7月28日に行われた山口大会決勝で下関国際高校を4対3で破り、14年ぶり4回目の大会出場を果たした南陽工業。同校OBで元・広島東洋カープの津田恒実投手が活躍した1978(昭和53)年以来、夏の甲子園での46年ぶりの勝利を目指す。

 甲子園出発を前にJR徳山駅コンコースで行われた出発式には、藤井律子周南市長をはじめ、市民や保護者など約200人が集まった。藤井市長は「暑い中での試合、体調管理に気をつけ、甲子園という最高の晴れの舞台で、最後の最後まで強気で、粘り強い南工野球を見せてほしい」とエールを送った。

 キャプテンの丸山想太選手は「皆さんの応援があったからこそ出場できた。感謝の気持ちを胸に甲子園でも全力でプレーしたい」、山崎康浩監督は「46年分の大暴れをして皆さまの期待に添え、選手たちは活躍してくれると思う」と話した。

 会の最後には、JR徳山駅の西嶋俊輔駅長による応援の掛け声にあわせ、来場者全員で拍手と声援を送った。

 選手は14時過ぎの新幹線に乗り、甲子園に向かった。試合の組み合わせは4日に抽選で決まり、7日から試合を行う。

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