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光・室積で「早長八幡宮秋まつり」 山車11両が町を巡行

早長八幡宮秋まつりの様子

早長八幡宮秋まつりの様子

 光市室積地区の伝統行事「早長(はやおさ)八幡宮秋まつり」が10月11日、早長八幡宮(光市室積3)とその周辺で行われ、山車10両と踊山(おどりやま)1両が町を巡行した。

光市室積地区の伝統行事 早長八幡宮秋まつりの様子

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 主催は早長八幡宮と光市室積山車保存会。同祭りの山車巡行は、江戸時代前期の1661年に始まったと伝えられ、約360年にわたり地域で受け継がれてきた。山車10両と踊山1両は、光市有形民俗文化財に指定されている。

 山車は、大のぼりと黒松、酒だるを載せた「台若(だいは)」を先頭に、鳥居や石灯籠、こま犬、随神(ずいじん)、鏡、御供船などをかたどったものが続く。行列全体で神社の形態を表しているのが特徴で、全国的にも珍しい山車行列とされる。

 この日は秋晴れに恵まれ、子どもたちを含む約800人の若衆らが参加。そろいの法被姿で「エンヤ、エンヤ」の掛け声とともに山車を引いた。14時40分に早長八幡宮前を出発した一行は、光ふるさと郷土館前などを通り、普賢寺前の御旅所へ向かった。御旅所での神事を経て、再び早長八幡宮を目指した。

 日が暮れると、ちょうちんに明かりをともした山車が、江戸時代からの町家が残る室積海商通りを巡行。若衆らの掛け声が通りに響き、幻想的な雰囲気に包まれた。沿道では、地域住民らが山車を見守り、カメラやスマートフォンで撮影する姿も見られた。

 5月に光市の地域おこし協力隊に着任した金城愛美さんは、今回初めて祭りを見学。「子どもから大人まで地域の人たちが一つになっている姿が印象的。何百年も前から続く祭りを、みんなで協力して受け継いでいることに、地域の力を感じた」と話す。

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