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徳山駅前図書館で講演会「コロナ禍で生まれる不安に飲み込まれないために」。

参加を呼び掛ける周南市市民活動支援センターの国兼さん

参加を呼び掛ける周南市市民活動支援センターの国兼さん

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 メンタルヘルスケアやグリーフ(悲嘆)ケアの専門家・高橋聡美さんの講演会が2月23日、周南市立徳山駅前図書館3階交流室で開催される。主催は周南市市民活動支援センター。

講演のリーフレット

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 演題は「コロナ禍で生まれる不安に飲み込まれないために」。コロナ禍で生まれるさまざまな不安や、起きてしまう誹謗(ひぼう)中傷について、そのメカニズムを理解し、向き合うことで、これからの市民活動や地域活動に生かしてもらおうと企画した。

 講師の高橋さんは、中央大学人文科学研究所の客員研究員で、元防衛医科大学校精神看護学教授。長年看護師としてメンタルヘルスケアに関わる。その後、看護教育に従事する傍ら、自殺予防活動や被災地の遺族ケアなどに奔走。近年では、新型コロナウイルス対策の派遣自衛官のメンタルケアなども行う。

 同センターでは当初、高橋さんに来場してもらい講演する予定だったが、緊急事態宣言発令・延長に伴い、オンラインでの講演になったという。講演は13時30分~15時30分。入場無料。当日は、サテライト会場の防府市地域協働支援センター(防府市栄町1)で中継映像を流すほか、ユーチューブの周南市公式チャンネルでライブ配信も行う。

 周南市市民活動支援センターの国兼裕司さんは「新型コロナはまだまだ気を抜けない状況。ストレスや心の負担は自分たちが思っている以上に大きくなっている。どのように立ち向かうべきか学んでほしい」と話す。

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