「柳井金魚ちょうちん祭り」が8月13日、JR柳井駅前から白壁の町並みまでの区域で開催される。
柳井市の民芸品「柳井金魚ちょうちん」をモチーフにした同祭り。11団体12基の「金魚ねぶた」が会場内を練り歩くなど、柳井市の夏の風物詩として親しまれている。会場には金魚ちょうちんを飾り、そのうち約2,500個に明かりをともす。主催者発表によると、昨年は8万9000人の来場があったという。
今年は第35回を記念し、青森県弘前市から扇形の大型ねぷたが参加する。8月1日~7日に弘前市で開催された「弘前ねぷたまつり」で運行したねぷたを柳井まで陸送し、祭りでは金魚ねぶたと共に会場を練り歩く。
「金魚ちょうちん」は、幕末に柳井の商人が青森県弘前の「ねぷた」の灯ろうをヒントに考案したとされる。こうしたルーツを背景に、「白壁の町並みを守る会」が結成40周年を迎えた2019年から柳井市と弘前市の交流が始まり、今回の大型ねぷた運行につながった。
弘前ねぷたは、人形型の「青森ねぶた」と異なり、扇形の山車に武者絵などを描き、裏側には美人画などの「見送り絵」を配置するのが特徴。今回運行する高さ7.6メートルの大型ねぷたは、ねぷた絵師の三浦呑龍(どんりゅう)さんが手がけ、正面に「鐘馗(しょうき)と鬼」、後面に「弁財天」を描く。
13時~15時はサンビームやない駐車場でねぷたを展示。運行は16時30分~17時と20時30分~21時の2回で、柳井小学校前から麗都路通りまでを笛や太鼓のはやしとともに練り歩く。
柳井金魚ちょうちん祭り協議会の担当者は「中国地方では初となる弘前ねぷたの運行。めったに見ることができない機会なのでぜひ足を運んでほしい」と呼びかける。
開催時間は16時30分~21時。