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周南・遠石会館おまいりカフェで甘酒かき氷とごぼうジェラート 地元食材使う

来店を呼びかけるスタッフ

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 酒蔵「はつもみぢ」(周南市飯島町1)の甘酒を使ったかき氷と夜市産ゴボウのジェラートの販売が6月1日、周南市の遠石八幡宮境内にある遠石会館「おまいりカフェ」(遠石2)で始まった。

はつもみぢの「麹甘酒」を使った周南甘酒氷

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 野菜ソムリエ上級プロ資格を持つ西川満希子さんが監修した地元食材の手作りシロップを使うかき氷を昨年から販売している同館。今年は新たに「周南甘酒氷」(1,000円)を販売する。

 シロップに使う甘酒は、原料の山田錦米を精米歩合が50パーセントになるまで磨き上げたはつもみぢの「麹(こうじ)甘酒」。「麹甘酒」と練乳をかけ、おいりと呼ばれるあられをトッピングしたかき氷は、甘酒の米の粒を感じる食感とさっぱりとした味わいが特徴だという。

 「ごぼうジェラート」(324円)は、同市夜市産のゴボウを使った同館オリジナルのジェラート。同市に工場を構えるジェラートメーカー「ジェラテリアクラキチ」と西川さんが監修した。ゴボウの風味を感じ、甘さ控えめな味が特徴だという。

 今年も、同市産のイチゴを使ったシロップをかけた「周南いちごシロップ氷」(1,200円)や老舗日本茶専門店・田原清香園(せいこうえん)茶舗(平和通2)の高瀬抹茶パウダーを使った「高瀬茶あずき氷」(以上1,000円)を販売する。萩産の夏みかんを使ったシロップをかけた「やまぐち夏みかん氷」(1,000円)は7月・8月限定の提供。今回リニューアルし、夏みかんピールやドライフルーツ、わらび餅をトッピングする。

 同館の山本康元支配人は「遠石八幡宮では今日から夏越の大祓(おおはらえ)の神事が始まった。梅雨のジメジメした時期にさっぱりしたかき氷を食べ、スッキリした気持ちで帰ってもらえれば。今後も地元産の食材を使い、地元の企業とコラボすることで地域を盛り上げていきたい」と話す。

 8月31日まで。

 同館の営業時間は10時~16時。月曜・水曜定休。

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