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虹ケ浜海水浴場で「サンドアート in光」 砂で作るカメやイルカの像など

カメを作る女子中学生チーム

カメを作る女子中学生チーム

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 海岸の砂でサンドアート(砂像)作りに挑戦してもらう「サンドアート in光」が8月2日、光市内にある虹ケ浜海水浴場(光市虹ケ浜)の東側で開かれた。主催はサマーイベント実行委員連絡協議会。

ジンベエザメを作り、大賞を獲得したファミリーチーム

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 同イベントでは、干潮時に2時間ほど現れる干潟に、参加者が砂などの素材を使って作品を作り出来栄えを競った。参加者は子ども・中学生・大人・ファミリーの部門ごとに募った。今年はコロナ禍を経て4年ぶり、31回目の開催となった。

 この日は、子ども=8組、中学生=12組、大人=2組、ファミリー=8組の総勢239人が参加。13時50分からの開会式の後、青空の下それぞれのチームがスコップや移植ごてを用いて熱心にサンドアート作りに取り組んだ。同実行委員会は熱中症対策として、砂浜にミストシャワーやテントを設置し、麦茶などを提供した。参加者は、時には海に入って涼みながら暑さに負けないようにして、約2時間でサンドアートを完成させた。

 海辺には各チームの個性豊かな作品が並んだ。カメ、イルカ、ジンベエザメのほか子どもたちに人気のポケットモンスター、ちいかわ、すみっコぐらしなどに登場するキャラクターが見られたほか参加した浅江小学校の教員チームは「ビックボス」と名付けて校長先生の像を作った。閉会式では、各部上位3チームに賞品を贈呈した。

 実行委員長の末岡誠さんは「4年ぶりの開催となり、子どもたちの元気な声を青い海と松林に囲まれた虹ケ浜で聞けたことは本当にうれしい。今年は特に砂州がきれいに現れ、虹ケ浜の細かな砂はサンドアート制作に最適だった。大作から個性あふれる物まで、さまざまな作品が出来上がった。作品は満ち潮と共に消えてしまうが、夏休みのいい思い出にしてもらえたら」と笑顔を見せた。

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