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光市の「まちぐるみWedding」が「ふるさとイベント大賞」で入賞 市民参加を評価

オンライン表彰の様子

オンライン表彰の様子

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 光市と市民グループ「おせっかいプロジェクトチーム」が企画した「まちぐるみWedding」が「ふるさとイベント大賞・ふるさとキラリ賞」を受賞した。主催する地域活性化センターによるオンライン表彰式が3月4日に行われた。

まちぐるみWeddingの様子 新郎新婦との集合写真

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 全国各地で開催されている地域の魅力を高め、活力を生み出すイベントの中から特に優れたものを表彰する同賞。1996(平成8)年に創設し、25回目となる今回は2019(平成31)年1月から2020年6月末まで行われたイベントを対象に募集。応募された125件の中から8団体が表彰された。

 「まちぐるみWedding」は、人生の門出を迎える新郎新婦を公募し、「おせっかいに」まちぐるみで祝福するイベント。2017(平成29)年から毎年行っていたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で開催できなかった。2019年10月にJR光駅で行われた結婚式には市民約600人が参列し、会場の装飾などには約1000人の小学生や市民が関わった。

 東京の表彰会場と光市役所を中継し行われた表彰式には、同グループ代表の佐々木淳志さんと、市広報シティプロモーション推進室の村上裕二さんが参加。選考委員の一人である小説家の角田光代さんが賞状を読み上げ表彰した。 角田さんは「面白い発想のイベント。600人が参加したと聞き、うるうると感動した」と評価した。

 佐々木さんは「多くの人々の協力があってこその受賞なのでとてもうれしい。コロナ禍で、多くの人と同じ空間で感動を共有できることが、いかに宝物であるかを実感している。今後も、どうしたらできるかを考え、イベントを続けていきたい」と話した。

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