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下松の和食店「さざん亭」がリニューアル 十割そばとうなぎ料理メインの「源内」に

来店を呼び掛ける山本店長(右)

来店を呼び掛ける山本店長(右)

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 そばとうなぎ料理をメインに提供する和食レストラン「源内(げんない)下松店」(下松市末武中、TEL 0833-44-0443)が国道2号線沿いにオープンして1カ月がたった。

盛りそばと源内天ぷら

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 山口県東部を中心に、和食ファミリーレストラン「さざん亭」「のん太鮨」、海鮮料理店「八丁櫓(はっちょうろ)」など展開する「フジマ」(柳井市)が運営する同店。同所で約30年間営業していた「さざん亭 徳山店」の新規客獲得のため、十割そば・国産うなぎを使った料理・天ぷらを柱とした和食レストランに変えた。

 社寺建築風の店舗には、「国産うなぎ」「盛りそば」「舞茸(まいたけ)天ぷら」など大きな品書き看板のほか、うなぎの絵をあしらった店舗看板も掲げる。広々とした店内には、カウンター席6席と縄のれんで仕切られた座敷席を含むテーブル席86席を用意する。

 そばは、北海道など全国の特産地から取り寄せる。玄そば(殻つきのそばの実)を製麺し、風味と食感を楽しめるよう「十割そば」にこだわり、「盛りそば」(780円)、「盛りそばと源内天ぷら」(1,460円)、「鴨つけ汁そば」(1,380円)、「和牛ごぼう天そば」(1,300円)、「むつみ豚のきのこそば」(1,250円)、「紀州梅おろしそば」(1,080円)などを提供する。

 そのほか、国産うなぎを独自製法で作ったタレで焼き上げた「うな重」(2,500円~)、「鰻(うなぎ)ひつまぶし」(3,800円)、「海鮮天ぷら」(880円)、「舞茸天ぷら」(540円)、「長州とり天」(580円)などの天ぷら料理、「サバの一夜干し」(600円)、「鶏の唐揚げ」(480円)、「和牛すじみそ煮込み」(580円)なども用意する。

 ドリンクメニューは、「原田」「雁木」「出羽桜」「どぶろく瀧水」などの日本酒(580円~)、「源内そば湯割」「一粒の麦」「三岳」「黒霧島」などの焼酎(以上、440円~)、生ビール(540円)、レモンサワー(420円)、ウーロン茶(250円)などを用意する。

 店長の山本美子さんは「リニューアル後は、20代後半の若い世代や子連れのお客さんも増え、そばが好きな人がこんなにいたことに驚いている。全国のそば処のおいしいそばを提供し、山口県から西日本にそば文化を広げていけたら」と意気込む。

 営業時間は、11時~15時30分、16時30分~21時30分。木曜定休。

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