カフェ「K BASE（ベース）」（周南市鹿野中）が4月3日、昨年末に閉店した「ガーデンカフェ911」跡にオープンした。

5 tea potが提供するスイーツやドリンク

　鹿野の地域活性化に取り組むデザインプロデューサーの大内絵美さんが、ガーデンカフェの魅力を引き継ぎ、人々が交流できる新たな拠点になればと開業した。ログハウスを一部改装した店内は、グレーを基調としたレジカウンターを配置し、壁際にはユーカリ・ポポラスなどのドライフラワーをつるす。席数は1階テーブル＝14席、テラス＝12席、2階テーブル＝4席（要予約）。庭はスイセンやクリスマスローズ、チューリップなど季節の花々が咲き、敷地内を散策できる。

　月曜・火曜・土曜は大内さんが「cafe（カフェ）kano no kaze」を営業。イチゴタルト（800円）やイチゴパフェ（900円）などのスイーツ、「COFFEEBOY（コーヒーボーイ）」の豆を使ったドリップコーヒー（500円）やカフェオレ（600円）、オレンジジュースなどを提供する。

　水曜～金曜は「5 tea pot（メイティーポット）山の上の紅茶やさん」が営業する。鹿野産の手摘み茶葉で作った「和紅茶」を使ったスイーツ、フルーツティー系やミルクティー系、チーズティー系など豊富な紅茶メニューに加え、18日からは日替わりのパンメニューランチ「その日のbread lunch（ブレッドランチ）」（1,000円）を提供する。

　大内さんは「自然とすてきな庭に囲まれた山の中の隠れ家で、ゆったりとした時間を過ごしてほしい。里山オープンガーデンを楽しみながら立ち寄ってもらえたら」と話す。

　営業時間は10時30分～15時。日曜定休。