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周南・熊毛総合射撃場にエアライフル射場 若手選手の育成拠点に

4射座を備えた射場でデモンストレーションを行う学生選手

4射座を備えた射場でデモンストレーションを行う学生選手

 熊毛総合射撃場(周南市大河内)に整備されたエアライフル射場の完成記念式典が8月22日、同施設で開かれた。

リニューアルした熊毛総合射撃場のエアライフル射場 周南市

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 同射撃場は、前経営者から山口県クレー射撃協会が運営を引き継いだ施設。休止していたエアライフル射場を改修し、山口県ライフル射撃協会の選手らが練習に利用できるよう再整備した。若手選手の育成や競技力向上につなげる。

 同射場では、4射座を備え、10メートル先の標的を狙って得点を競うエアライフルとエアピストルの競技に対応する。いずれもオリンピックや国スポで行われている射撃競技。県ライフル射撃協会選手強化委員長の田中辰美さんによると、県内でエアライフル競技に対応する射撃場は、山口市、下関市に続き3カ所目という。県内のライフル射撃の競技人口は約80人。

 県クレー射撃協会会長の長谷川雅彦さんは「中学生や高校生など、若い選手の育成に使ってもらいたいという思いで整備した。ここから競技に取り組む選手が育ってくれれば」と話す。田中さんは「クレー射撃協会との連携のおかげで、県東部にも新たな練習拠点ができた。全国的にも珍しい取り組みだと思う。大いに活用し、選手強化や競技の普及につなげていきたい」と話す。

 式典後には、県ライフル射撃協会に所属する学生選手3人が実際の競技形式でデモンストレーションを行った。周南市立富田中学校3年の魚谷昌樹選手がライフル、野田学園高校3年の神池凌羽選手と粟屋陽南子選手がピストルの射撃を披露した。

 魚谷選手は今年の国スポにビームライフルで出場する予定。「これまでは移動に時間がかかり、十分に練習できないこともあった。周南で練習できるようになってうれしい。国スポでは自己ベストを更新し、できれば優勝して帰りたい」と話す。「射撃は精神力や自分をコントロールする力が大切なスポーツ。多くの人に競技を知ってもらいたい」とも。

 今回整備した射場は競技施設として必要な規格を満たしており、県ライフル射撃協会では今後、公認射撃場としての認定に向けた手続きを進め、公式競技会の開催を目指す。

 営業時間は10時~18時(冬季は17時まで)。月曜・火曜定休。

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