パン店「パン工房 夢風車」(周南市政所3)が9月13日、オープン20周年記念イベント「サンデー夢風車」を開いた。
2006(平成18)年にオープンした同店。倉敷市出身で店主の真殿宏二さんは、外食業界で働く中でパン作りに出合い、岡山県でパンの製造や移動販売を経験した後、妻の実家がある新南陽に同店を開いた。
「サンデー夢風車」は、通常定休日の日曜に特別営業し、限定のパンなどを販売するイベント。今回は20周年に合わせ、8年ぶりに企画した。同店では季節に応じて100~200種類のパンを用意しており、この日は販売するパンの約8割をイベント限定商品とした。デニッシュや総菜パン、菓子パンなどに、フランス産発酵バター、北海道産マッシュルームやハム、ソーセージ、黒トリュフなど、普段は使う機会が少ない食材も取り入れた。
開店前から店の前には長い列ができた。7時30分から並んだという先頭の客は「サンデー夢風車に来るのは初めて。普段から利用していて、ここのパンは間違いなくおいしいので楽しみにしていた」、周南市に移り住んで4年という客は「普段からクロワッサンが好きで通っている。今日は、なかなか食べる機会のないバターなどを使ったパンを目当てに来た」と話していた。
真殿さんは「常連のお客さまには、良い時も悪い時も温かく見守ってもらい、支えてもらった」と20年を振り返る。「今は2人体制で、手が追い付かないこともある。それでも、パンが好きで来てくれるお客さまをがっかりさせないよう、これからも新しい味を届けていきたい」と意気込む。