「ボートレース徳山」（周南市栗屋）で6月19日、SGレース「第28回グランドチャンピオン」が始まった。

トークショーをするオートレーサー森且行さん

　ボートレースの競走の格付けで最高峰クラスに位置するSG（スペシャルグレード）レースの同大会。周南では、1954（昭和29）年の全日本選手権競走以来64年ぶりの開催となる。初日のこの日は小雨が降る中、約3500人が来場した。

　「SGの中のSG」と呼ばれ、前回の優勝者や昨年度の賞金王など、SGレースの成績上位選手のみが出場できる同レース。地元山口支部の今村豊選手、白井英治選手、寺田祥選手の3選手をはじめ、選出得点上位の菊池孝平選手や峰竜太選手、女子レーサーの長嶋万記選手や小野生奈選手など52人が優勝賞金2,700万円を目指し競う。期間中、来場者は3万人を見込み、93億円の売り上げを目標とする。

　会期中、ステージイベントやアトラクションを連日開催する。東スタンド特設会場では、6月20日＝栗田貫一のものまねライブ、同22日＝平野ノラさん、バットナイス常田さんお笑いライブ、同23日＝徳光和夫さん、同24日＝ロバート、坂上忍さんトークショーなどを予定する。

　23日・24日は中央スタンド後方の芝生広場にボーネルンドの遊具を設置するほか、ボルダリングやスラックライン体験スペース、道の駅フェア、しゅうニャン市グルメフェスティバルなどを展開する。

　ボートレース徳山競艇事業課の松崎靖尚さんは「トップレーサーが集まる迫力のレース、スピード感の違いを間近で体感してほしい。ご家族連れにも楽しめるイベントなども多数用意しているのでぜひ遊びに来てほしい」と話す。

　6月24日まで。