室積小学校（光市室積6）で3月5日、航空会社のオンライン工場見学が行われた。

質問コーナーで元気よく手を挙げる児童ら

　2019年から「日本一学びが好きな学校をめざして」をテーマに、キャリア教育に取り組む同校。これまで5・6年生を対象に、元南極地域観測隊員や宇宙航空研究開発機構（JAXA）宇宙教育センターによるオンライン授業などを開催してきた。

　5回目となる今回は、航空会社がオンライン授業を行った。オンライン会議システムを通じ、飛行機の大きさや重さ、飛ぶための翼の仕組みなど、クイズを交えながら動画や画像で紹介、格納庫の様子など普段直接訪れることのできない工場内を案内した。

　質問コーナーでは、児童らが元気に手を挙げ、「飛行機の値段はいくらですか」「飛行機を飛ばすのに大事なことは何か」「機内の温度は何度か」などと質問。担当スタッフが明かした金額に、どよめく一幕もあった。

　参加児童の一人は「飛行機は怖いイメージが強かったが、整備士さんが何度も点検してくれるおかげで安心安全に乗れると分かり、印象がガラッと変わった。いつか飛行機に乗ってみたい」と笑顔を見せていた。