下松にトヨタカローラが複合施設 カーライフをサポート、カー用品店やカフェも

店内の様子

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 下松市望町に2月28日、トヨタカローラ山口(周南市新地1)が運営する複合施設「Felix88(フェリックスエイティーエイト)」(下松市望町4)がオープンする。

店内の様子 同社の歴史をモチーフにデザインした壁面アートも

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 トヨタカローラ山口によると県内最大規模になるというショールームを備える「カローラ山口 下松望町店」と、カー用品販売や車検サービスなどを手掛ける「ジェームス周南店」、スポーツカー販売の「GR Garage 周南INGING店」、中古車販売の「ジェームス周南マイカーセンター」、カフェ「88Cafe」で構成する。

 店舗面積は、約2400坪。店名の「Felix(フェリックス)」はラテン語で幸福や幸せを示す言葉で「今までの車販売の枠を超え、新しいカーライフを提案、サポートし、Felix(=幸せ)を届けたい」との思いを込めたという。

 レーシングチーム「INGING(インギング)」(周南市南浦山町2)を店名に付けた「GR Garage 周南INGING店」では、トヨタのスポーツモデルGRシリーズ5車種を取り扱うほか、レース運営で培った技術を基に車のカスタマイズやチューニングに対応する。店内には、同チームが獲得した「2017全日本スーパーフォーミュラ選手権」のチーム・ドライバーズタイトルのチャンピオントロフィーや、ヘルメットレーシングスーツを展示。レーシングシミュレーターやレースのパブリックビューイングにも使える110インチの大型モニターを設置し、ファン獲得を図る。

 このほか、家族連れや女性などそれぞれのライフスタイルに合った車やカー用品や便利グッズなど提案するスペース、車に関する書籍や雑誌、写真集、子ども向けの絵本など自由に読める約2500冊の書籍をそろえる「ブックライブラリー」なども設置する。

 店内中央のスキップフロアには、ジェームス会員向けのカフェ「88 Cafe」を設ける。席数は40席。メニューは、ハンバーグを載せたロコモコやスパムを具材にした「ハワイアンおにぎり」(240円~)やパストラミビーフやタコスなどトルティーヤ(320円~)など。デザートはベイクドチーズ、ショコラクラシック(以上、600円)、イチゴショート、モンブラン(以上、650円)、など。

同施設ブロック長の杉山敦さんは「全国的に見ても珍しい形の複合施設。カフェやブックライブラリーとゆっくりとくつろげる空間なので、気軽に遊びに来てほしい」と話す。

営業時間は10時~19時。月曜定休。

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